インターネット学習は様々なメリットがあることから利用する方も多いのですが、その一方で少なからぬデメリットもありますので、双方を良く理解した上で利用するか否か判断する必要があります。

まずインターネット学習のデメリットとしてもっとも大きいのは、学習の場に講師が不在である点が挙げられます。

教室で講師を目の前にして勉強するのとは大きく異なり、自宅でパソコンの前で勉強をする際には生徒は一人になりますので、大人の目が届きにくい中ではついサボることが往々にしてあります。

これは個々の生徒の性格や学習に対する態度により大きく変わるところですが、講師という監視の目があるからこそ集中できるタイプの生徒も少なからずいますので、保護者の方はあらかじめお子様が一人での学習に合うタイプか合わないタイプかを見極める必要があります。

また講師が存在しないという点では、生徒はその場で生じた疑問や理解できない部分について質問することができなく、講義動画を振り返ってもテキストを眺めても分からない場合はそのまま放置する可能性があります。

学習は一連の流れの中で進むものであり、どこか一つでもつまずきがあるとその後の学習まで影響を及ぼす危険もあるため、お子様にはあらかじめ分からない部分をスルーせず保護者の方に聞くように言い聞かせておく必要があります。

保護者側で対応が難しければ、質問や添削のために週1回程度、家庭教師に来てもらうのも一つの手段です。

続いてインターネット学習のデメリットとしては、周囲に生徒がいないことから成績で競争することが無く、競争心が芽生えない点が挙げられます。

一時は学校教育において子供に競争心を持たせることを避ける動きがあり、偏差値の廃止や運動会の競争で順位をつけないこともあったのですが、現在では脱ゆとり教育と共にこうした方針は転換点を迎えました。

やはり生徒それぞれが切磋琢磨する中で競い合う姿は互いを成長させる原動力となるもので、とりわけ学習塾では学校のクラスメートより成績水準が高くライバルになる生徒が多くおります。
そうした他の生徒とのふれあいが無い自宅での学習の場合は、インセンティブを設けるなどの工夫が必要になります。